CALSは、新しいCALS固有の技術を開発するというものではなく、EDIやCAD(Computer-Aided Design:コンピュータ支援による設計)など、以前から存在していた技術を統合し体系化したものである。又、優れた規格を持つ技術が現れたら今後も体系化していくであろう。
CALSの導入を検討する際には、業務プロセスの明確化は大切な要件となってくる。CALSは単なる情報の共有化だけではなく、それを利用するためのHOW−TOを共有化するということが重要なポイントである。CALSは業務の効率化・高度化を目指すものである以上、そのプロセスを見直し、分析した上で情報化することが必須である。
前ページ 目次へ 次ページ